2013.12/10
諏訪姫ハチロク製作紀 No.1



とうとうPLUMRACINGのベースになるハチロクがチームファクトリーのCarFitさんに到着しました。
これでいよいよレーシングカー製作がスタートです！

最初のお仕事は何と言っても不要なパーツの撤去。
このマシンのグレードはRC。
元々レース競技に使用する「レースベース」にする事を前提に作られた車です。
なので、競技に不要で重量のあるエアコンや内装、外装のパーツは
最初から撤去されており、必要最低限の装備になっている車両です。

ここから、更にラリーカーにするべく、不必要パーツを撤去
限界まで車の軽量化を行っていきます。

フロアマット、内装の内ばり、不要なプラスチックパーツ
リアシートはもちろん、エンジン内の不要なホース類、トランクの内ばりなど
一般利用には必要でも、レースに不要なパーツは徹底的に取り外していきます。



今日は今回のチームのファクトリーであるカーフィットさんで
この不要なパーツの撤去作業。

工具を使って新品の車のパーツを取り払っていく作業はとっても大変。
必要なパーツに傷を付けないように慎重に、細かなパーツや大きく重いパーツを
一つ一つ根気よく外していきます。

初めて見る我々からすると、せっかくの新車をすぐにバラバラにしていく作業は
ちょっと寂しくもありましたが、これがレースの世界。
車のプロ、カーフィットさんが容赦なくパーツを取り外していく姿は
とてもたくましく見えました！

取材したこの日だけで作業は終わらず、
数日かけて全てのパーツが取り払われました。

作業を見たのはこれが初めて！
いろいろと新鮮でしたが、自分たちのチームで走る車が出来ていく！
という事にとてもわくわくしました。

次回はラッピングのデータのお話。
お楽しみに。

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